スワエール上水用システム

スワエール 構造

スワエールスプレー工法によるポリウレア樹脂はお客様に安心して使っていただける様、環境安全性に配慮し、法令である「厚生労働省令15号」と業界の標準である「JWWA K 143」の浸出性試験と、自主検査として三井化学産資株式会社が独自に「変異原性試験」「染色体異常試験」を行い、安全性を確認しています。

※試験は「材料構成の変更」「素原料の調達先の変更」「素原料の製造工場の変更」等、材料や塗膜の安全性を与える可能性のある変更が行われた場合には、影響度に応じてその都度試験を実施し、安全性を再確認しております。

スワエール上水用システムの特徴

  • 厚生省令15号に適合
  • JWWA K 143 に適合
  • 変異原性試験の結果、「遺伝子突然変異誘発性を示さない」と結論
  • 染色体異常試験の結果、「染色体異常性を示さない」と結論
  • 粗度係数 0.0108
  • 掃流摩耗試験の結果 スワエールの「平均摩耗深さ」は鉄 (SS-400) と同等以上

スワエール上水用システムの安全性

厚生労働省令15号

水道水に関しては法律で様々な規制が設けられており、水質には厳しい基準があります。
また、浄水施設に使用される資材に関しても同様に基準があり、資材を浸出テストして浸出液の水質が基準値以下でなくてはなりません。
スワエールスプレー工法によるポリウレア樹脂の被膜はこのテストに適合しています。

  • 試験結果報告書あり(スワエール協会事務局までご連絡下さい)
    最新の試験結果 平成27年2月

水道施設の技術的基準を定める省令 1条17項ハ

厚生労働省令15号は水道法(昭和三十二年法律第百七十七号)第五条第四項の規定に基づく省令で、水道施設の技術的な基準を定めるものす。
この中の1条の17項ハが、ポリウレア樹脂の被膜に関わって来ます。

「浄水又は浄水処理過程における水に接する資機材等(ポンプ、消火栓その他の水と接触する面積が著しく小さいものを除く。)の材質は、厚生労働大臣が定める資機材等の材質に関する試験により供試品について浸出させたとき、その浸出液は、別表第二の上欄に掲げる事項につき、同表の下欄に掲げる基準に適合すること。」

JWWA K 143

水道用コンクリート水槽内面エポキシ樹脂塗料塗装方法に関する規格で、スワエールスプレー工法によるポリウエア樹脂は適合しています。

  • 試験結果報告書あり(スワエール協会事務局までご連絡下さい)
    最新の試験結果 平成27年2月

変異原性試験

ポリウレア樹脂の安全性に関して三井化学産資株式会社が独自にテストした項目です。

変異原性試験は、生物の遺伝情報に変化を引き起こす物質を含んでいるかを調べるテストで、サルモネラ属の一種ネズミチフス菌や大腸菌のヒスチジン要求性突然変異を持ついくつかの菌株を使います。
これらの菌は生育にヒスチジンが必要なのに自己で生成できません。しかし変異原性のある物質によって突然変異するとヒスチジンなしでも生育できるようになるので、そのコロニーは増殖します。この変異がおこりコロニーが増殖するかどうかで、物質に変異原性があるかないかのテストをします。
スワエールスプレー工法によるポリウレア樹脂についてテストした結果は、培養時どの菌株のコロニーも増殖は見られず、遺伝子突然変異誘発性を示さないと結論付けされました。

※上記は実験結果レポートの要約です。より詳しい結果(公式のレポート)が必要な場合は事務局までお問い合わせ下さい。

染色体異常試験

ポリウレア樹脂の安全性に関して三井化学産資株式会社が独自にテストした項目です。

染色体異常試験は染色体異常誘発性を調べるテストです。
細胞を培養して、細胞の染色体標本をつくり、テストする物質を加えて染色体異常のある細胞の発生率を調べます。出現率が5%未満の場合は陰性、5%以上10%未満の場合は疑陽性、10%以上の場合は陽性となります。
このテストにおいてポリウレア樹脂は陰性を示し、「染色体異常性を示さない」と結論付けされました。

※上記は実験結果レポートの要約です。より詳しい結果(公式のレポート)が必要な場合は事務局までお問い合わせ下さい。

粗度係数

粗度係数は、水の粘度と壁面や底面、天井面の抵抗を数値化したもので、流水の効率に関わる数値です。
安全性の試験ではありませんが、スワエール協会と三井化学産資株式会社が独自に試験を行い粗度係数を測定しました。

粗度係数計測試験

粗度係数計測中
装置の概略

その結果、スワエールスプレー工法によるポリウレア樹脂被膜の粗度係数は0.0108でコンクリートの粗度係数(0.015)より約30%数値が低いという結果になりました。

※試験は管水路に一定の水頭差(動水勾配)を与え水を流して測定しました(詳しい試験の方法と結果は事務局までお問い合わせ下さい)。

掃流摩耗試験

ポリウレアの被膜を砂と水で摩耗させる実験です。
試験機槽内に水と砂を入れてプロペラを回転させて、擦り磨き作用による材料の耐摩耗性を評価しました。対照として鉄(SS-400)とタールエポキシ樹脂の被膜についても同じ実験をしました。

ポリウレア樹脂被膜の「平均摩耗深さ」は鉄(SS-400)と同等以上という結果が出ました。

掃流摩耗試験における素材の比較

スワエールスプレー工法上水用システムによるポリウレア樹脂、タールエポキシ、鉄(SS-400)の比較実験

摩耗量 (平均摩耗深さ)
材料 塗布厚 平均摩耗深さ(cm2)
1h 2h 3h
鉄 (SS-400) - 0.006 0.017 0.027
タールエポキシ樹脂 2.0mm 0.296
ポリウレア樹脂 3.0mm 0.008 0.015 0.023

※タールエポキシ樹脂(2mm厚被膜)は1時間の掃流摩耗試験で下地コンクリートまで達しました。

スワエール上水システム関連資料

データシート(環境安全性に関する試験)

データは会員専用ページに移行しました。会員以外の方でデータシートが必要な方はスワエール協会事務局までお問い合わせ下さい

※試験は「材料構成の変更」「素原料の調達先の変更」「素原料の製造工場の変更」等、材料や塗膜の安全性を与える可能性のある変更が行われた場合には、影響度に応じてその都度試験を実施し、安全性を再確認しております。

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